自分の条件で計画を作る

先に結論

ITパスポートの試験時間は120分、出題数は100問です。初めて時間を測る人は、1周目75分・再検討35分・最終確認10分を出発点にしてください。これは公式指定ではなく、全問に触れることを優先した当サイトの配分例です。練習結果に合わせて5〜10分ずつ調整します。

試験時間は120分、出題は100問

IPAの現行案内では、ITパスポート試験は120分で100問、四肢択一式です。単純平均は1問72秒ですが、これは「すべての問題を72秒で解く」という意味ではありません。用語を知っていれば短時間で判断できる問題がある一方、表や条件を読み取る問題、計算を伴う問題には時間がかかります。

100問のうち総合評価に使われるのは92問で、残り8問は今後出題する問題を評価するために使われます。受験中に区別はできないため、「難しそうだから評価対象外だろう」と決めつけず、全問に解答する前提で進めます。

覚える数字:120分・100問・平均72秒。実際の運用では、短い問題で時間を貯め、長い問題に使います。

1問あたり何分?持ち時間を計算する

単純に割ると、1問あたり72秒(1分12秒)です。120分×60秒÷100問で求めた平均です。ただし、再検討や最終確認の時間を残すなら、1周目に使える時間はその分だけ短くなります。

見直しに残す時間1周目に使える時間1問あたり
0分120分72秒
10分110分66秒
30分90分54秒
45分75分45秒

練習用:残り時間から、1問あたりの目安を計算する

1問あたりの持ち時間:45秒

計算はこの端末の中だけで行い、入力内容は送信しません。上の表の「75分・45秒」は、当サイトの練習用の目安です。

迷ったら使える120分の時間配分

段階時間目安目的
1周目75分残り45分まで判断できる問題を進め、100問すべてに触れる
再検討35分残り10分まで迷った問題、計算問題、読み取り問題を解き直す
最終確認10分終了まで未回答と選択のずれを確認する

1周目75分なら平均45秒です。すべてを45秒で解くのではなく、「今すぐ決められるか」「あとで考えるか」を45秒前後で判断します。そこで2分、3分と粘り続けないことが、最後まで到達するためのポイントです。

計算が得意な人は1周目を80分に、読み直しが多い人は70分にするなど、公開問題を解いた記録から調整してください。

時計を見る4つのチェックポイント

経過時間到達の目安遅れている場合
30分40問前後迷う問題を後回しにする基準を短くする
60分80問前後長い計算に入らず、まず全問へ進む
75分100問に到達未回答を先に埋めてから再検討へ移る
110分再検討を終了残りは未回答と入力確認だけに絞る

問番号は問題の難易度順ではありません。予定より遅れても、焦って以降の問題を雑に読むのではなく、1問に留まる上限を短くして調整します。

1問で詰まったときの判断ルール

  1. 知識問題は、根拠を思い出せなければ候補を絞って進む知らない用語を試験中に思い出そうとしても、時間だけが減りやすいためです。
  2. 計算問題は、式の方針が立つかで判断する30秒ほど読んでも使う式や手順が見えなければ、再検討へ回します。
  3. 長文は、問われている箇所を先に確認する本文を最初から何度も読むのではなく、何を選ぶ問題かを見てから条件を拾います。
  4. 選択したら、迷った理由を短く覚えておく再検討では全問を解き直さず、「用語が曖昧」「計算未完了」などの問題に時間を使います。

本番前に時間配分を調整する方法

時間配分は読むだけでは身につきません。IPAの公開問題などを使い、最低でも一度は120分を測って100問を解きます。そのとき、点数だけでなく次の3つを記録します。

  • 75分時点で何問まで進んだか
  • 最後まで未回答を残さず進めたか
  • 知識不足・計算・読み違いのどれで時間を使ったか

75分で100問へ届かない場合、すぐに読む速度を上げようとする必要はありません。まず、迷った問題に何分使ったかを確認します。特定分野の知識不足で止まっているなら、時間配分より学習計画を直す方が効果的です。

試験時間は余る?

余るかどうかは、知識と問題を読む速さで変わります。ここで参照したIPAの公式ページには、試験時間が余る人の割合や、解答にかかる平均時間の記載はありませんでした。自分の場合を知るには、公開問題100問を120分で解いて、解答にかかった時間と見直しに使えた時間を記録します。「余るはず」と決めずに、時間配分を決めておく方が安全です。

当サイトの目安では、1周目を75分で終えた場合、残りの45分(再検討35分・最終確認10分)を見直しに充てる想定です。それでも時間が余ったときは、次の順に使います。

  1. 未回答と選択のずれを確認する解答欄が空いていないか、選んだ番号が考えていた答えと合っているかを見ます。
  2. 迷った問題に戻る1周目に「あとで考える」と決めた問題から、根拠が思い出せたものを解き直します。
  3. 計算問題を検算する途中の数字や単位、選択肢との対応を確かめます。

反対に、時間が余ったからといって、確信のある答えを何度も変える必要はありません。変えるのは、読み違いなど理由がはっきりしたときだけにします。

試験時間は長い?途中で席を立てる?

120分を長く感じる人もいます。画面で問題を読み続けるため、練習のときから120分を通して解き、疲れや集中の変化を確認しておきます。

場面IPAの案内
試験を早く終えたい試験終了ボタンを押すことで、試験終了時刻よりも前に試験を終了できる
薬を服用したい薬は試験室内に持ち込めないため、試験開始前に受付などで預け、試験中に一時退室して服用できる。その間も試験時間は止まらない
遅刻した開催時間内であれば入室制限はない。ただし、遅刻時間に応じた試験終了時刻の繰下げはしない

それ以外の理由で試験中に退室する場合の扱いは、ここで参照したIPAのよくある質問では確認できていません。体調面などで心配があるときは、申込む前にITパスポート試験コールセンターへ確認してください。当日は、試験開始時間の30分前から開場・受付が始まります(IPAの受験要領)。

早く解き終わった場合は、試験終了ボタンで終了できる

IPAのよくある質問では、試験終了ボタンを押すことで、試験終了時刻よりも前に試験を終了できると案内されています。終了する前に、未回答、選択のずれ、読み落としを確認しましょう。

試験の結果は、受験終了後にその場で確認できます(IPAの受験要領)。

よくある質問

ITパスポート試験の試験時間は何分ですか?

120分です。出題は100問で、すべて四肢択一式の小問です(IPAのよくある質問・試験内容の案内)。

1問あたり何分で解けばよいですか?

単純に平均すると、1問あたり72秒です。ただし、すべての問題を72秒で解く必要はありません。見直しの時間を残す場合は、残した分だけ、1周目に使える時間が短くなります。当サイトの練習用の目安は、1周目75分・再検討35分・最終確認10分です。

試験時間が終わる前に、試験を終了できますか?

できます。IPAは、試験終了ボタンを押すことで、試験終了時刻よりも前に試験を終了できると案内しています。

試験中に席を立つことはできますか?

IPAは、薬の服用のために、試験中に一時退室することが可能と案内しています。薬は試験室内に持ち込めないため、試験開始前に受付などで預けます。その間も試験時間は止まりません。それ以外の理由での退室の扱いは、ここで参照したIPAのよくある質問では確認できていません。心配な場合は、申込み前にITパスポート試験コールセンターに確認してください。

遅刻すると、試験時間は延びますか?

延びません。申込んだ試験の開催時間内であれば、遅刻による入室制限はありませんが、遅刻した時間に応じた試験終了時刻の繰下げは行われません。

本番対策の時間も含めて計画する

受験日と曜日別の学習時間を入力すると、基礎・問題演習・弱点補強に分けた学習計画を作れます。最後に120分の通し演習を置ける日程にしましょう。

無料で学習計画を作る

根拠・確認先

試験情報は2026年10月6日に確認しました(確認:すぐプラン編集部)。75分・35分・10分の配分、チェックポイント、時間が余ったときの使い方は当サイト独自の練習用基準であり、IPAの公式指定ではありません。

この記事について

執筆・確認:すぐプラン編集部。公式の情報には出典を示し、当サイト独自の目安にはその旨を書いています。誤りや古い情報にお気づきの場合は、お問い合わせからお知らせください。

更新履歴

  • デザインを変更(内容の変更はありません)
  • IPA公式の出題数・試験時間を確認して更新
  • 公開