先に結論
すぐプランでは、計画を始める基準を初学者100時間・少し学習済み60時間・過去問経験あり30時間としています。これはIPAが定める公式所要時間ではなく、学習計画を組むための当サイト独自の初期値です。実際の受験日は、この時間に20%の予備を足し、1週間に確保できる時間で割って考えます。
まず、試験の難しさを時間ではなく構造で見る
ITパスポート試験は120分・100問の四肢択一式で、ストラテジ系35問程度、マネジメント系20問程度、テクノロジ系45問程度です。合格には総合評価点600点以上に加え、3分野それぞれ300点以上が必要です。
つまり、得意分野だけで総合点を稼ぐ計画は危険です。学習時間には「全分野を一度学ぶ」「問題を解く」「間違いを戻る」の3工程が必要になります。単純な暗記時間だけで見積もらないことが重要です。
参考:令和7年度の合格率は48.6%でした。半数近くが合格していますが、受験すれば自然に通る試験でもありません。時間数より、3分野を残さず回せる計画が結果を左右します。
経験別の学習時間をどう選ぶか
| 開始時点 | 当サイトの計画基準 | 選ぶ目安 | 時間の使い方 |
|---|---|---|---|
| 初学者 | 100時間 | IT用語にほとんど触れたことがない | 基礎理解55%、問題演習30%、弱点復習15% |
| 少し学習済み | 60時間 | 教材を一周した、または仕事・学校で基礎用語を知っている | 知識の穴埋め35%、問題演習45%、弱点復習20% |
| 過去問経験あり | 30時間 | 公開問題を解いた経験があり、苦手分野を説明できる | 問題演習55%、弱点復習35%、最終確認10% |
迷う場合は、一段階多い時間を選びます。「聞いたことがある」と「問題で正解できる」は別だからです。少なめに見積もって試験直前に足りなくなるより、余った時間を公開問題と復習へ回す方が安全です。
注意:教材を持っているだけ、動画を途中まで見ただけなら「少し学習済み」には含めません。3分野の全体像を説明できるか、IPAの公開問題を実際に解いたかで判断してください。
必要時間を受験日へ変換する計算
受験時期を決めるときは、必要時間だけでなく、病気・残業・予定変更に備えた予備を含めます。すぐプランでは次の式を使います。
| 生活パターン | 週の学習時間 | 初学者の目安 100時間+予備20% | 少し学習済み 60時間+予備20% |
|---|---|---|---|
| 平日30分・休日2時間 | 6.5時間 | 約19週間 | 約12週間 |
| 平日1時間・休日3時間 | 11時間 | 約11週間 | 約7週間 |
| 平日2時間・休日3時間 | 16時間 | 約8週間 | 約5週間 |
例えば初学者が平日30分、土日に各2時間なら週6.5時間です。120時間を6.5で割ると約18.5週なので、受験日は19週間後を基準にします。4週間後へ無理に詰め込むより、続く日程を先に選ぶ方が現実的です。
目安を自分用に補正する3つの質問
- 3分野のうち、説明できない分野はいくつあるか2分野以上なら初学者寄りに置きます。分野別基準があるため、完全に捨てる分野は作れません。
- IPAの公開問題を時間を測って解いたか読むだけでなく、自分で選択して採点した経験がなければ、演習時間を多めに残します。
- 週の学習時間を過去2週間、本当に確保できたか理想の予定ではなく実績を使います。毎日1時間のつもりでも、実績が週3時間なら3時間で計算します。
この3つに不安がある場合は、必要時間を増やすより先に、最初の1週間を試運転期間にします。実際に取れた時間を確認してから受験日を決めると、計画倒れを防げます。
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- IPA ITパスポート試験 試験内容・出題範囲(試験時間、出題数、分野、合格基準)
- IPA 令和7年度「iパス」の年間応募者数等について(合格率)
- IPA ITパスポート試験 過去問題
試験情報は2026年7月22日に確認しました。当サイトの100・60・30時間および予備20%は、合格を保証する数値ではなく計画作成用の独自基準です。